μ's『僕らのLIVE 君とのLIFE』の考察とか歌詞とか。

 

勉強をすっぽかして記事を書く一般学生。まあ初日だからね、しょうがないね。

 

この記事を書いた1月19日は、ラブライブ!フェスの二日目が開催されていました。

そのことにちなんで、ほとんどμ’sの曲を知らない僕が、たとえ一億年と二千年の時を経ても推せるであろう神曲『僕らのLIVE 君とのLIFE』を取り上げていこうと思います。

 

とにかくこの曲はメロディが好き。最後にだいすき、って二回言うとことかほんと大好き!

 

 

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そんじゃあ、ぼららら(←略称らしい)の世界を覗いてみるとしよう。

 

 

確かな今よりも新しい夢つかまえたい
大胆に飛び出せば O.K.マイライフ

 

いいですねえ。今に満足することなく、新たな夢を叶えるために大きな一歩を踏み出す。こういう野心的でエネルギッシュなところが、ラブライブ楽曲の特徴ですね。スクールアイドルに青春はつきものだ。

 

望みは大きくね
背のびだってば 高く遠く
まぶしいあした抱きしめに行こう
全部叶えよう

 

……ん?

これ、よく見てみてください。「背伸びだってば」「抱きしめに行こう」「叶えよう」――これはすべて、二人称(あなた)に向けた表現ですね。つまり「私が」「あなたに」誘っている構図です。

言わずもがな、僕は応援ソングが大好きです。アイドル達が「あなたを」応援する歌が。

でも、この曲を歌っているのは9人のスクールアイドルです。

「あなた」の対象となりうる人物はたくさんいます。穂乃果から見たら、まず8人。それから、ステージの先にいるお客さんたち、そこにはいないけど応援してくれているみんな。

「あなた」に見せかけて、その実自分自身に問いかけるようにも歌っているんですね。序盤で「マイライフ」って思いっきり歌い上げてます。

 

そうだよ 信じるだけで
ぐんぐん前に進むよ、君が!

 

エモい!なにがエモいってさ、「君が!」っていうのを最後に持ってきてるところ。

倒置の用法は、使い方によってエクスカリバーにもなるし紙くずにもなります。ここはマジでエクスカリバー級に効いてると思う。

 

答えなくていいんだわかるから
胸にえがく場所は同じ
何度でも諦めずに 探すことが僕らの挑戦

 

ここはやっぱりメンバーそれぞれに向けられた想いの結晶、と捉えたほうがすんなりいきますね。スクールアイドルという大胆すぎる野望は、何度も高い壁を拵えました。でもそのたびに、諦めず突破口を探していきます。

 

元気の温度は下がらない
熱いままで羽ばたいてく
あこがれを語る君の
ゆずらない瞳がだいすき…ダイスキ!

 

ここはメンバー的には穂乃果に向けたものでしょう。スクールアイドルをやりたい!という熱い情熱が、最初はばらばらだった9人をまとめあげ、ラブライブという大きな目標に向かって突き進む彼女たちの心の土台を築き上げたのですから。

 

 

でも、もちろんそれだけじゃない。この曲を聴くすべての人々が「君/あなた」に成りうる、『僕らのLIVE 君とのLIFE』でした。

 

 

今回はこのへんで。