777☆SISTERS『STAY☆GOLD』の考察とか空想とか。
どうも、一般学生です。
この記事からいよいよ本題に入ります。とにかくオタクに言いたいことは一つだけ。
曲を楽しめ!!特に歌詞!!!!!!
ちゅうわけで開幕戦、振りかぶって投げた第一球は、例によってナナシスの曲です。
ちなみにメロディとかコードとかは専門的なことがまったく分からないので、耳ざわりが良いとか、これすきとか、その程度のことしか言いません。このブログはね、歌詞から筆者が妄想したあんなことやこんなことをただ垂れ流すだけです。
早速、『STAY☆GOLD』の世界を覗いてみましょう。
夕立ち降られて ちょっとだけ素になった
たまらず込み上げた想いは
小っちゃい頃に大きく手を振って
さよならした地図
「素の自分」を隠している人は多いと思います。僕も現実世界ではオタク属性を隠しがちですね。この物語の主人公はそんな低俗な隠し事をしてるわけじゃありませんよ。
幼い頃に夢見て、大きくなったら必ず成し遂げようと思っていた。誰だって、小っちゃい頃の夢って無限大じゃないですか。でもすぐにその夢を叶えることはできなくて。
子供から見る大人って、なんでもできる魔法使いみたいなものですからね。だから、大きくなるまでは、その夢にさよならを告げます。
ちなみに僕はヤドカリになることを夢見ていました。
小さな君の手 ちょっとだけ気になった
かすれてしぼんでた想いは
最初からきっとそこにはあって
出口を探してたんだね
夕立に打たれ、雨でふやけた両手を見て思い出します。その夢はずっと、この手の中にあったんだと。いまだかつての夢の残滓が、そこに眠っているのですね。
雨の日だって水溜まりの虹は
綺麗だってやっと気づけたね
時が経ち、かつて思い描いていたのとは違う自分が、水たまりに写りこんでいます。でも、そんな自分を受け入れている自分も、確かにそこにいます。背後に写りこんでいる虹は、なぜだか心を強く揺さぶってくる。
夢を追いかけたのは
誰かの足でじゃないから
数え切れない記憶が
ひとつずつ(きらめいて)
背中押すように夢を追いかけるのは
自分を信じてたいから
見上げた空の上には
あの日から(変わらない)
はにかむような虹
あの頃、叶うわけもない夢を追いかけたのはなぜだろう。
それはまぎれもなく、この物語が自分自身によって歩んでいくものだと分かっていたから。数えきれない記憶たちは、確かに歩んできた自分の足跡ですよね。
そして今、主人公は新しい夢を追いかけています。
これまでの足跡を信じていたい、その気持ちが、夢を追いかける自分自身をサポートしてくれる。
空にかかる虹も、言うまでもなく主人公を見守っている。それは小さい頃から自分を見守ってくれた存在。だからこそ、主人公は水たまりに写りこんだ虹に、強く心を惹かれたのですね。
たまに勘違いされますが、はにかむ=微笑むという意味ではありません。恥ずかしがるという意味ですね。虹が意思を持っていたら、ずっと見守っていた人がじっとこちらを覗き込んで感傷に浸っているわけですから、ちょっと気恥しいのかもしれません(笑)
いかがだったでしょうか。
もちろん曲の解釈とか千差万別ですし、そもそも上で書いたのは僕の妄想に過ぎません。とにかく、こういう曲の楽しみ方をしてる酔狂なオタクもおるもんだなぁ~ぐらいで結構です。
今回はこのへんで。