これだけは言いたい『ナナシス』楽曲の本当の良さ。
オタクムーブが激しい一般学生。
とりあえずこれだけは言わせていただきたいのです。
結局『ナナシス』の楽曲って何が良いのよ?
答え。全部。
……これでこの記事終わっていいかな?ダメですよね。じゃあ思いのたけ手渡すように書きますか!
ナナシスここが良いよトップ3
①テーマが良い
②メロディが良い
③歌詞が良い
大雑把すぎませんかねぇ!?まあ確かに。
①テーマが良い
僕は二次ドルファンなんでいろいろなコンテンツを齧っては放置を繰り返しているわけですが、ナナシス楽曲がまず他を圧倒するのが「テーマ」ですね。
ユニットの曲こそそれぞれ方向性も違いますが、やっぱりナナシスの大きな筋は誰かの背中を押すこと、これに尽きる。
アイドルって(アイドルだけに限らないけど)、みんな自分主体なんですよ。二次ドルの曲いろいろあるけど、大体どれも同じですよね。アイドルの「私が」、恋する物語であったり、友情をはぐくむ物語であったり、大きな一歩を踏み出す物語であったり。
ナナシスはちょっと違う。アイドルの「私たち」が、「あなたの」恋や友情や大きな一歩を応援する物語が、そこでは歌われている。
なのでナナシス、とりわけ777☆SISTERS曲の歌詞には「キミ」という言葉が頻出します。ナナシスチャート式あったら1ページ目にでかでかと載るはず。マジびびるよ。
とにかくアツい歌詞の中で語られるのは、アイドルたちの精いっぱいの応援なんです。
②メロディが良い
まあぶっちゃけこれは好みの問題ですね。でもホントに、どの曲もメロディが素敵なんです。かわいらしいポップがあるかと思えば、セブンスみたいなバッチバチのキラーチューンもある。QoPみたいな強めのロック曲があると思えば、ちょっと背伸びした感が最高に推せるガールズバンド、4Uのある種オーソドックスな旋律だったり。
新しさと、馴染みやすさを兼ね備えている。やっぱりクリエイター陣が若いところも、感性の波長が合う一因なのだと思います。
③歌詞が良い
これですよこれ!マジでこれって声を大にして言いたい。
ちょっと前の記事でも述べましたが、ナナシス楽曲の作詞はほとんどPさんが一任しているわけです。作曲家はそれぞれ違うんですけど、作詞は同じなんですね。
これってすごいことで、どんな曲調でも的確な歌詞をあてられるっていうことなんですよ。ハードロックだろうがバラードだろうがポップだろうが。
そんで?出てくる歌詞は英詞造語ライムなんでもござれって?なかなか出来ないよそういうことは。ン~改めて考えるとすごいな、って思うなあ、Pは。
とにかく、愛が伝わってくる作詞なんです。多種多様な楽曲たちの一つひとつとしっかり向き合ったうえで、最適解を導き出している。だからナナシスの楽曲はぶれないんです。大きな筋をずばっと通して、それを一貫させる。
このPさん、その曲ごとに人格を変えてんのかってぐらい歌詞の舌触りを変えてくるんですよね。だからぱっと見は同じ人が書いたと思えないぐらい、バリエーションが豊富なんです。なのに破綻していない。世界観が統一されている。もうこれは舌を巻くしかないです、どんだけ天才なんだよと。
上質な小説の一節を読み上げるかのような歌詞が、あちらこちらに出てくるんです。なんでこんなに女の子の心情を器用に描ききることができるのか不思議でたまらない。
ナナシスは男性向けコンテンツとしては異例なほど、女性ファンの比率が高いと言われています。その秘密はここにあるんですよ。これほど切実に心象をメロディにのせ、変幻自在に表現できるクリエイターって、マジでこのPさんぐらいだと思います。作詞界の田中〇和と言わしめるほどですね(僕しか言ってないけど)。
てなわけで、とにかくナナシスを聴く機会があれば歌詞に着目してみてください。
きっと、ナナシスの良さが見えてくると思います。
それでは。